子どもの寝つきが悪いし夜中に起き出したりして大変で・・・

まずは、親がゆっくり休もう

なかなか寝てくれない、毎晩のように夜中に起き出す、
などという睡眠に関する悩みは、それにつきあわされる親が
睡眠不足になり体力的にキツいです。

 

また、「近所迷惑になるのでは?」と考えることで
追いつめられやすい問題です。

 

生活リズムの見直しが必要ですが、
まずはできそうなことから取り組みましょう。

 

毎日のことで大変ですが、子どもが元気ならば大丈夫。

 

本人は睡眠が足りているのですから、
親がゆっくり眠れる条件を保障するほうが先です。

 

一時保育などを活用して一度ゆっくり眠ってください。

 

親がクタクタで倒れそうだというほうが、
子どもの生活にとっては大ごとです。

 

児童館や子育て支援センターを活用しよう

生活を見直すゆとりがあれば、生活を少し変えてみましょう。

 

私たち大人は昼間充実した時間を過ごすと心地よく眠れるし、
何か気になることやイライラすることがあると
寝つきも悪く睡眠も浅くあります。

 

子どもだって同じなのです。

 

子どもは、昼間運動不足だったり楽しく過ごせていないと、
寝つきは悪くなりがちです。

 

戸外に出るだけで子どもの活動量は増えるのですが、

  • 公園が遠い
  • 公園に行っても同じ年ごろの子どもがいない
  • 下の子もいて大変

だったりすると、外に出たくなくなりますね。

 

児童館、子育て支援センターなど室内の遊び場は、
家とは違うおもちゃがあり、すべり台や室内ブランコ、
ジャングルジムのような大型遊具があるのも魅力です。

 

親も子も、それぞれに仲間も得やすくなります。
ママ友ができやすいし、
あなたに多くのママ友がいれば
すっごく子育てが楽しくなります。

 

下の子の世話やほかの子とのトラブルが気がかかりだと足が
重くなるでしょうが、家の中や公園で親が一人で遊ばせよう
とするよりも、職員が常駐している場のほうが気楽です。

 

「出かけた先で楽をする」つもりで一歩を踏み出しましょう。

 

保育所や幼稚園に入園したあとも寝つきが悪い場合は、
保育所や幼稚園で子どもが心身ともに満足できるあそびに
取り組むことができているか保育者と話し合ってみましょう。

 

あまりに睡眠障害が大変な場合は、
子どもを対象にした専門の場に相談してください。

 

医師が相談にのってくれます。

 

眠るときは甘えたいとき

疲れていれば自然と眠れるものだと思いがちですが、
それでも子どもにとって、起きている生活から睡眠という
別の生活への切り替えを意味します。

 

これは、じつはエネルギーを必要とすることなのです。

 

だから子どもは母親に甘え、乳房をさわり、
指をしゃぶって自分を切り替えていくのです。

 

親がゆったりと自分に向き合ってくれているかに
昼間以上に敏感になっています。

 

早く寝かしつけるというよりは、
「よい1日の終わりを迎える」という
スタンスが大切でしょう。

 

自分も疲れているから子どもと一緒に寝て、
残った家事は早朝に片づけるくらいの気持ちでいたほうが気は楽です。
絵本を読んでいるうちに親のほうが先
に眠っていたってよいではないですか。

 

親がしあわせを感じていれば子どももしあわせなのですから。